カードワースのメモ
- 腐乱犬
- 2022年10月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年10月4日
カードワースのシナ作中や、遊んでいるときに、これはどうなのかな?と思って調べたことや試してみた結果を、備忘録代わりに書いていきます。
冒険者の素質
カードワースのステータスは数値としては表示されません。
このキャラなんか撃たれ弱いな、このキャラ魔法強いな、こっちのキャラは宝箱開けるの上手いやん、といった感じでなんとなく感じるものになっています。
勇将型ということは戦士なのかな?知将型ということは魔法使いなのかな?となんとなくイメージはつくのですが、標準型と万能型の違いは?とか、策士型って罠作るの?とか厳密にステータスがどうなのか、初心者には判断が難しかったりします。試行錯誤しつつ前衛に特化したキャラや、鍵開けに特化したキャラを作れるようになるのカードワースの楽しみのひとつ! ということで、それぞれの型によって特化する分野やお勧めのポジション等もあるのですが、試行錯誤するのを楽しむんじゃい!という方もいらっしゃると思うので、ワンクッション挟んでおきます。
CW冒険者、タイプごとの特徴
◇標準型
説明には「凡庸なる暮らしの中で培われた強い意志」と書いてあります。
何に特化しているわけでもないように見えますが、「強い意志」は精神力が高いことを示しています。
CWの回復スキルは精神力に依存していることが多いので、特性にもよりますがヒーラー向きなタイプだと思われます。
◇万能型
説明には「あらゆる分野をそつなくこなす機敏さ」と書いてあります。
攻撃も防御も魔法もなんでもできるように見えますが、実は大事なのは「機敏さ」の部分で、敏捷性と器用さが高い傾向にあります。
敏捷性と器用さが求められるスキルの代表格は解錠や不意打ち等でお勧めのポジションは盗賊です。
◇勇将型/豪傑型
説明にあるように、どちらも前衛向きのタイプです。
豪傑型は攻撃力や体力が高く知力が低い、いわゆる脳筋戦士。
勇将型も豪傑型と同様の傾向ですが、ステータスがもう少し均一でバランスが良い反面、特化はしていない印象です。
◇知将型/策士型
説明にあるように、どちらも知力が高く、後衛向きのタイプです。
これら2つのタイプも豪傑型と勇将型のような関係です。
知力に特化している反面、攻撃力や体力が低いのが策士型。
ステータスのバランスが良い反面、特化はしていないのが知将型です。
上記6つが初期状態で作成可能なタイプであり、継承によって確率で以下6つの特殊型が発生します。
◇英明型
標準型と万能型の上位にあたり、とてもバランスが良いタイプなので、どのポジションもこなせます。
ただし、すべての能力が平均以上というわけではないようで、筋力だけなら初期の前衛タイプに劣り、知力だけなら初期の後衛タイプに劣る等、器用貧乏な面もあります。
◇無双型
勇将型と豪傑型の上位にあたり、豪傑型の攻撃力を持ち、勇将型のバランスの良さも兼ね備えたタイプです。
ただし、知力は初期の後衛タイプに劣り、精神は標準型、器用さは万能型に劣るので、どちらかというと前衛向きなタイプです。
◇天才型
知将型と策士型の上位にあたり、策士型の知力と知将型のバランスの良さを兼ね備えたタイプです。
こちらも上記の2つ同様、他の部分では部分的に初期タイプに劣るため、どちらかというと後衛向きです。
◇凡庸型
レベルが12まで上がります。初期ステータスは均一でバランスが良いですが、すべての分野で英明型に劣り、初期タイプよりも低いステータスでの開始になります。
しかし、初期タイプや上位タイプよりもレベルが上がるので、大器晩成型と言えるかもしれません。
◇英雄型
レベルが12まで上がります。バランスが良く、勇将型並みの攻撃力と体力、知将型並みの知力、万能型並みの器用さと敏捷性、標準型を超える精神力を兼ね備えています。どのポジションでも舞えます。
◇神仙型
レベルが15まで上がるうえに、初期ステータスも英雄型の上位互換です。
どのポジションでも舞えます。しかし、とても強いので、なかなか発生しません。
※上記の傾向はSleeping Blemish様のDemon Simulatorを参考にしています。
冒険者の特性
秀麗とか高貴の出とかお人好しとか愛に生きるとか色々選べる特性ですが、これはキャラクター性に関わってくると同時に、実は「大胆さ」「社交性」「好戦的」みたいな部分に関わってきます。
これもワンクッション挟みます。
特性と傾向
特性が相反するように、特性から求められる傾向も以下の組み合わせで相反します。
平和的/好戦的
内向的/社交的
臆病/勇敢
慎重/大胆
正直/狡猾
献身的でお人好しで愛に生きる特性を持ってる場合は平和的で社交的で正直な傾向、
貪欲で混沌派で過激といった特性を持っている場合は好戦的で大胆な傾向、といったようにニュアンスでなんとなくわかるものもあれば、
秀麗だと体力が下がり、醜悪だと体力が上がるというような、どういう基準でそうなったのかイマイチわからないものもあります。
※上記の傾向はSleeping Blemish様のDemon Simulatorを参考にしています。
冒険者のレベル上限
CWの冒険者は基本的にレベル10が上限で、子孫や師弟等の継承制度で稀に発生する特殊型の場合は12だったり15だったりするのですが、ユーティリティモードを使うことでレベル上限を99にしたり、逆に5にしたりもできます。
ですが、ユーティリティモードが本来はデータに異常が発生した場合の修正に利用するものであったり、レベルの上限を上げることで負けバトルで勝ってしまったりとシナリオ製作者が意図しない挙動を起こすリスクもあり、こういった方法を好まないユーザーがいるのも確かです。
というのをご了承のうえで、「せやかてレベルを上げて殴り続けるしかないんじゃ…。」「バトルのバランス?知るか!強くなり続けたいんや!」という方もいらっしゃると思います。
なぜなら私はそうだからです。バフとか状態異常を使うタイミングよくわからないし、RPGではレベルを上げまくって殴り続けたり、複数人でプレイできるゲームなら上手な友達にキャリーしてもらいます。色んな楽しみ方をしていいと思います。
しかし、多くのシナリオ制作者様はレベル15までを想定していらっしゃるのも事実ですので、負けバトルに勝ってドヤァしたり、不具合報告をする等の行動は絶対にしないと誓ってから試してみてください。
誓います!
①ユーティリティモードで宿を開きます。
②状態変数インスペクタというウィンドウが開くので、「冒険者の経歴を編集」を選択します。
③全員or特定のキャラを選択します。
④「追加」をクリックして「_@レベル上限」という経歴(クーポン)を作成する。
⑤上記で作成した経歴を選択し、「得点」をクリック、レベルの上限にしたい数値(最大99まで)を入力する。
⑥「_@レベル上限」の部分を選択後、再度クリック、文字入力状態になるので、「_」を消去して「@レベル上限」に変更。
⑦「決定」をクリックして「経歴の編集」を終了する。
上記でレベル上限の変更完了です。
セーブしてからユーティリティモードを終了して通常モードに戻ってください。
キーコード(KC)というもの
私の中でのKCの認識ですが、メニューカードに対してクリック以外のアクションをする時(眠り、麻痺、呪縛、暗殺、鑑定、解錠みたいなアレです。)にキーになるコードのことです。
キーコードのあるアクションをした場合にその効果が発揮されるかはシナリオによります。例えば、「交易都市リューン」で販売されているスキル「掌破」には
「攻撃」「気功による攻撃」「魔法による攻撃」の3つのKCがついています。
シナ作ではそれぞれのメニューカードに対して、「クリック」されたらイベントA、「攻撃」されたらイベントB、といったように設定できるのですが、各種KCに未対応の場合(イベントが設定されていない場合)はスキルやアイテムを空撃ちすることになります。
怪我した人が倒れている!みたいなシーンで傷薬使ってみても反応が無い…。みたいなのは、おそらくこの仕様で起こります。
この場合は、シナリオ作成者の意図しない動きをしてしまったんだなぁと思っておきます。
逆に、色んなKCに対応しているシナリオはマジですごいと思いましょう。エディタで覗いてみるとマジですごいので!
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